英語だけじゃない!話せて得するこれから注目の言語!

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英語だけじゃない!話せて得するこれから注目の言語!

【訪日外国人の国籍多様化】

【訪日外国人の国籍多様化】
近年では英語圏以外の訪日外国人が増えている関係で、日本の空港では英語での意思疎通が困難な旅客を対応しなければいけないケースが増えています。
悪天候による欠航に、状況と対処の理解ができなかったアジア国籍旅客が騒動を起こしてしまい、怪我人や逮捕者が出てしまうという残念なニュースが報道された事もありました。
もしこの現場に彼らの言語が堪能なスタッフがいれば、騒動はそれ程大きくならずに済んだかもしれません。
英語以外の言語を話せる人、それぞれの国の文化を理解している人は、多様化する旅客層や彼らのニーズに応える事もトラブルを防ぐ事もできるでしょうから、企業がそんな人材を欲するのは必然です。

【こんな言語を話せる人が必要とされています】

特に最近はアジア圏旅客の対応が増えている為、中国語や韓国語を話せる人材を企業は求めはじめています。また、数年後には更にタイ語・インドネシア語・マレー語・タガログ語・ベトナム語・ヒンディー語など、より広い地域の言語を話せる人材が注目を集める事になるでしょう。
実際、私の勤めていた会社でも中国、韓国、ベトナム、フィリピン、ミャンマー国籍の方達が得意な母国語を活かして活躍されていましたし、採用の立場からすれば英語以外の外国語が話せる方や英語圏以外の国に留学経験がある方の応募は目を引きました。

【日本語+英語+αがベター】

英語以外の言語が大きな武器になると説明してきましたが、その武器を最大限に活かすのであれば、前提として「日本語と英語が話せる」ことが大切になってきます。日本の空港に関わりながら働くにあたり、例えば「英語と○○語は話せるけど日本語が話せない」となると、企業としては実際採用は難しい傾向にあります。
○○語が堪能だけど日本語と英語が得意でない方や、これから新たに語学力を身につけようとしている方はまず、日本語と英語を身に着けてから他の言語を身に着けると良いでしょう。

【語学を活かせる仕事や空港を選びましょう】

せっかく得意な言語があっても使う事が少なければそれは何より勿体ない事です。
例えばあなたが中国語を得意としていて、それをCAやグランドスタッフとして活かしたいのであれば中国路線がある会社を目指すべきですし、またその他空港従業員として活かすのであれば中国語圏の旅客が多数訪れる空港で働くべきですよね。あなたの得意な言語が必要とされる場所はどこなのかよく調べ、考えたうえで応募しましょう。

【まとめ】

近年、空港関連事業を行っている企業の多くは複数の言語を話せる人材を欲しています。「英語以外に○○語が得意」という方や「母国語を生かしたい」という外国籍の方も、選べる仕事の幅や必要とされる仕事はこれからますます増えていくはずです。自分のストロングポイントを存分に生かし、お客様の役に立てる仕事選びをしましょう。