ココで採用できる人材の質が決まる?求人媒体の選び方の基礎【空港・航空業界】
求人広告を打つ際に、
「とりあえずマイナビやリクナビなどの
大手求人媒体に求人出しとけばイイや」
こんな風に考えていませんか?
こう考えている方、実は要注意です。
なぜなら、すでに求人媒体選定の時点で、
採用できる人材の質がある程度決まってしまうからです。
また、
「忙しくて仕事が溜まる」
「残業が多い」
という採用担当者・人事担当者の方は、
この求人媒体選定が原因の可能性があります。
そこで今回は、最近の動向を踏まえながら、
採用できる人材の質に直結してしまう、
『求人媒体選定』の話を取り上げたいと思います。
なお、今回の話は、空港・航空業界に限った話ではなく、
他業界でも基本的に当てはまるので、
読めば広く応用できる知識を身に付けられます。
※紙媒体などの求人広告もありますが、
現在ではネット上の求人媒体が主流になっているため、
ネット上の求人媒体に絞ります。
「とりあえずマイナビやリクナビなどの
大手求人媒体に求人出しとけばイイや」
こんな風に考えていませんか?
こう考えている方、実は要注意です。
なぜなら、すでに求人媒体選定の時点で、
採用できる人材の質がある程度決まってしまうからです。
また、
「忙しくて仕事が溜まる」
「残業が多い」
という採用担当者・人事担当者の方は、
この求人媒体選定が原因の可能性があります。
そこで今回は、最近の動向を踏まえながら、
採用できる人材の質に直結してしまう、
『求人媒体選定』の話を取り上げたいと思います。
なお、今回の話は、空港・航空業界に限った話ではなく、
他業界でも基本的に当てはまるので、
読めば広く応用できる知識を身に付けられます。
※紙媒体などの求人広告もありますが、
現在ではネット上の求人媒体が主流になっているため、
ネット上の求人媒体に絞ります。
採用ファネルとは?
一般に、就職活動や転職活動を行う際、
求職者の心理状態は、採用に至るまでに
次のような心理プロセスを踏みます。
認知(企業の事を知る)
↓
興味(企業に興味を持つ)
↓
応募(会社説明会や選考に応募する)
↓
内定承諾(その企業で働く事を最終決定する)
これを図で分かりやすくしたものが
上で示した『採用ファネル』です。
なお、採用ファネルは元々、
消費者が購買に至るまでの心理状態を図で示した、
『マーケティングファネル』を採用プロセスに応用したものです。
採用活動にもマーケティングの考え方を取り入れようとする、
最近の考え方を『 採用マーケティング』と言います。
求職者の心理状態は、採用に至るまでに
次のような心理プロセスを踏みます。
認知(企業の事を知る)
↓
興味(企業に興味を持つ)
↓
応募(会社説明会や選考に応募する)
↓
内定承諾(その企業で働く事を最終決定する)
これを図で分かりやすくしたものが
上で示した『採用ファネル』です。
なお、採用ファネルは元々、
消費者が購買に至るまでの心理状態を図で示した、
『マーケティングファネル』を採用プロセスに応用したものです。
採用活動にもマーケティングの考え方を取り入れようとする、
最近の考え方を『 採用マーケティング』と言います。
採用ファネルの入口の広さは、求人媒体選定で決まる
では、求人媒体選定は、採用ファネルでいうと、
どの段階の問題なのでしょうか?
それは、ファネルの一番上の部分、
ファネルの入口部分の広さの問題です。
特化型サイト、例えば、
どこかの業界に特化したサイトであれば、
特化した業界"以外"を目指している求職者は、
そのサイトには訪れません。
弊社のマイターミナルでいえば、
空港・航空業界に特化しているので、
それ"以外"の業界を目指されている求職者は、
基本的にマイターミナルには訪れません。
これはつまり、特化型サイトは、何かに特化する事で、
ファネルの入口部分を意図的に狭くしているという事です。
一方で、大手求人媒体に代表される一般サイトは、
ファネルの入口部分が極めて広いです。
なぜなら、様々な業界の求人を扱っているため、
極論すれば、誰が入ってきてもおかしくはないからです。
このように、特化型サイトと一般サイトの違いは、
採用ファネルの入口の広さにあります。
どの段階の問題なのでしょうか?
それは、ファネルの一番上の部分、
ファネルの入口部分の広さの問題です。
特化型サイト、例えば、
どこかの業界に特化したサイトであれば、
特化した業界"以外"を目指している求職者は、
そのサイトには訪れません。
弊社のマイターミナルでいえば、
空港・航空業界に特化しているので、
それ"以外"の業界を目指されている求職者は、
基本的にマイターミナルには訪れません。
これはつまり、特化型サイトは、何かに特化する事で、
ファネルの入口部分を意図的に狭くしているという事です。
一方で、大手求人媒体に代表される一般サイトは、
ファネルの入口部分が極めて広いです。
なぜなら、様々な業界の求人を扱っているため、
極論すれば、誰が入ってきてもおかしくはないからです。
このように、特化型サイトと一般サイトの違いは、
採用ファネルの入口の広さにあります。
一般サイト(大手総合型求人媒体)のメリット・デメリット
では、採用ファネルの入口の広さは、
採用活動にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
まずは、一般サイトの方から見ていきましょう。
一般サイト(大手総合型求人媒体)のメリット
入口を広くすれば、当然、求職者の母数が増えるため、
応募数はかなり確保できます。
また、母数が多いためアクセスが早く集まりやすく、
短期間で応募が集まりやすいです。
これらが、大手総合型求人媒体を利用するメリットになります。
つまり、『短期間で大量募集したい時』に
一般サイト(大手総合型求人媒体)は向いています。
一般サイト(大手総合型求人媒体)のデメリット
一方で、応募後の各プロセス移行率
(応募者が面接に来る割合、最終面接に進む割合など)
が悪くなり、採用効率が悪くなります。
なぜなら、他業界をも視野に入れて求職活動をしている求職者
( ピュアでない求職者)も応募してくるので、
肝心の、空港・航空業界への興味、想いが『薄い』人まで混じってしまうからです。
求職者が入ってくる入口を広げた結果、
自社や業界にふさわしくない人材までたくさん入ってきてしまう、
という事です。
その結果、
何十人と面接しても1人も採用できなかったり、
内定を出しても他業界を選ばれてしまい、
内定辞退率が高まったりします。
また、当然ながら、
掲載開始から掲載終了してしばらくは、
採用担当者・人事担当者の方の業務量が急激に増えます。
これらは、ファネルの入口を広くした場合に起こるデメリットです。
採用活動にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
まずは、一般サイトの方から見ていきましょう。
一般サイト(大手総合型求人媒体)のメリット
入口を広くすれば、当然、求職者の母数が増えるため、
応募数はかなり確保できます。
また、母数が多いためアクセスが早く集まりやすく、
短期間で応募が集まりやすいです。
これらが、大手総合型求人媒体を利用するメリットになります。
つまり、『短期間で大量募集したい時』に
一般サイト(大手総合型求人媒体)は向いています。
一般サイト(大手総合型求人媒体)のデメリット
一方で、応募後の各プロセス移行率
(応募者が面接に来る割合、最終面接に進む割合など)
が悪くなり、採用効率が悪くなります。
なぜなら、他業界をも視野に入れて求職活動をしている求職者
( ピュアでない求職者)も応募してくるので、
肝心の、空港・航空業界への興味、想いが『薄い』人まで混じってしまうからです。
求職者が入ってくる入口を広げた結果、
自社や業界にふさわしくない人材までたくさん入ってきてしまう、
という事です。
その結果、
何十人と面接しても1人も採用できなかったり、
内定を出しても他業界を選ばれてしまい、
内定辞退率が高まったりします。
また、当然ながら、
掲載開始から掲載終了してしばらくは、
採用担当者・人事担当者の方の業務量が急激に増えます。
これらは、ファネルの入口を広くした場合に起こるデメリットです。
特化型サイトのメリット・デメリット
次に、特化型サイトの方を見てみましょう。
特化型サイトについては、
何を『切り口』にして特化するかで効果が変わってきます。
(例えば、マイターミナルでは、『業界』を切り口に、
空港・航空業界に特化しています。)
そのため、以下は、
あくまで特化型サイトの一般的な傾向ですので、
求人媒体を選ぶ際には、個別に調べて確認するようにして下さい。
特化型サイトのメリット
何かに特化することで入口を狭くしているので、
その特化した内容に合う求職者『だけ』がサイトに訪れます。
例えば、〇〇業界に特化しているサイトであれば、
〇〇業界に就職、転職したい、と思っている求職者だけが、
その特化型サイトに訪れます。
こういった『ピュアな求職者』は、
一般サイトに登録している求職者と比べて、
応募後の離脱率が低いです。
また、一般に求職者は、自分のスキルを
活かせる仕事に就きたいと思うので、
業界・職種経験者や有資格者が集まる傾向にあります。
さらに、元々志望度が高い上に、
自分のスキルを活かして活躍しやすいので、
採用後の定着率が良いです。
一言で言えば、
採用効率が良いのが
特化型サイトを利用するメリットです。
特化型サイトのデメリット
入口を意図的に狭くしているので、
一般サイトと比べるとアクセス数が少ないです。
また、特化することで、
特化した分野"以外"の分野をいわば捨てることになるため、
他分野からのアクセスはほぼありません。
例えば、〇〇業界に特化したサイトであれば、
〇〇業界"以外"の業界を視野に入れている求職者は、
ほぼサイトには訪れません。
ただこの点は、
採用効率を高めるために、
『意図的に』捨てているのであって、
デメリットではないという見方もあります。
人材の量と質
一般サイトと特化型サイトとの違いは、
『量』を重視するのか、
『質』を重視するのか、
という考え方の違いと捉えることも可能です。
一般サイトは、質より『量』を、
特化型サイトは、量より『質』を、
それぞれ重視していると言えます。
一般サイトと特化型サイトを併用する
「一般サイトと特化型サイトのどちらが優れているのか?」
と考えがちになるのですが、
以上のように、どちらもメリット・デメリットがあり、
結局は、その都度、自社のニーズに合った求人サイトを選び、
併用していくのが良いです。
例えば、大量募集が必要で、
しかも1ヶ月といった短期間で集めなければならない時は、
一般サイトを利用した方が『量』を確保できると思います。
逆に、新卒採用や経験者採用などなどある程度長い期間で
採用活動を行う場合には、例えば、
まず『質』を確保するために特化型サイトを利用し、
特化型サイトだけでは足りなかった『量』を、
一般サイトを利用することで補うといった方法が考えられます。
以上いかがだったでしょうか?
特化型サイト、一般サイトの
それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、
自社の採用ニーズに合った求人媒体を選びましょう。
特化型サイトについては、
何を『切り口』にして特化するかで効果が変わってきます。
(例えば、マイターミナルでは、『業界』を切り口に、
空港・航空業界に特化しています。)
そのため、以下は、
あくまで特化型サイトの一般的な傾向ですので、
求人媒体を選ぶ際には、個別に調べて確認するようにして下さい。
特化型サイトのメリット
何かに特化することで入口を狭くしているので、
その特化した内容に合う求職者『だけ』がサイトに訪れます。
例えば、〇〇業界に特化しているサイトであれば、
〇〇業界に就職、転職したい、と思っている求職者だけが、
その特化型サイトに訪れます。
こういった『ピュアな求職者』は、
一般サイトに登録している求職者と比べて、
応募後の離脱率が低いです。
また、一般に求職者は、自分のスキルを
活かせる仕事に就きたいと思うので、
業界・職種経験者や有資格者が集まる傾向にあります。
さらに、元々志望度が高い上に、
自分のスキルを活かして活躍しやすいので、
採用後の定着率が良いです。
一言で言えば、
採用効率が良いのが
特化型サイトを利用するメリットです。
特化型サイトのデメリット
入口を意図的に狭くしているので、
一般サイトと比べるとアクセス数が少ないです。
また、特化することで、
特化した分野"以外"の分野をいわば捨てることになるため、
他分野からのアクセスはほぼありません。
例えば、〇〇業界に特化したサイトであれば、
〇〇業界"以外"の業界を視野に入れている求職者は、
ほぼサイトには訪れません。
ただこの点は、
採用効率を高めるために、
『意図的に』捨てているのであって、
デメリットではないという見方もあります。
人材の量と質
一般サイトと特化型サイトとの違いは、
『量』を重視するのか、
『質』を重視するのか、
という考え方の違いと捉えることも可能です。
一般サイトは、質より『量』を、
特化型サイトは、量より『質』を、
それぞれ重視していると言えます。
一般サイトと特化型サイトを併用する
「一般サイトと特化型サイトのどちらが優れているのか?」
と考えがちになるのですが、
以上のように、どちらもメリット・デメリットがあり、
結局は、その都度、自社のニーズに合った求人サイトを選び、
併用していくのが良いです。
例えば、大量募集が必要で、
しかも1ヶ月といった短期間で集めなければならない時は、
一般サイトを利用した方が『量』を確保できると思います。
逆に、新卒採用や経験者採用などなどある程度長い期間で
採用活動を行う場合には、例えば、
まず『質』を確保するために特化型サイトを利用し、
特化型サイトだけでは足りなかった『量』を、
一般サイトを利用することで補うといった方法が考えられます。
以上いかがだったでしょうか?
特化型サイト、一般サイトの
それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、
自社の採用ニーズに合った求人媒体を選びましょう。
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