CAやグランドスタッフはマスクを付けながらどう笑顔を作る!?

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CAやグランドスタッフはマスクを付けながらどう笑顔を作る!?

笑顔の重要性

笑顔の重要性
人の第一印象を決める割合は

■視覚(見た目)・・・55%
■聴覚(声・話し方)・・・38%
■言葉(話の内容)・・・7%

と言われている事は当ブログでも紹介しています。

見た目は印象の半分以上を占めます。
旅客と接する航空業界のスタッフは印象づけのプロ集団です。
航空従事者を目指す方は、是非自身の“笑顔”を見つめなおす良いきっかけにしていただければと思います。

また笑顔は他人だけでなく、
自分自身やチームにも良い影響を与えます。

例えば

・ポジティブ思考、プラス思考になる
・集団レベルでのストレス軽減
・自律神経が安定する
・免疫力が上がる
・潜在能力を引き出す
・自分も相手も、明るい気持ちになる
・気持ちが楽になる

など、自分自身や働く仲間との人間関係が良くなる等のメリットもあります。

航空業界の今までの笑顔教育

人間が笑顔を感じるのは

①口角が上がっている
②上の歯が見えている
③目尻が下がっている
状態です。

今まで、印象付けのプロとして
客室乗務員やグランドスタッフはこの3要素を武器に
徹底的に教育されて、現場に立ってきました。


しかしコロナの影響で
『マスク着用のままの接客は失礼』という考えから
『マスク着用こそお客様への心遣い』の考えにシフトし、
マスク着用がスタンダードとなった今、
①と②が使えない状態でも笑顔を見せなければなりません。
(透明のフェイスガードでは可能ですが)

マスク着用でどう笑顔を作る?

ではマスクを着用したままでどう笑顔を届ければ良いのでしょうか?


答えは

『目・声・姿勢』

です。

目は上記でも説明した通り、
目尻を下げ、目の周りの表情筋を動かします。

加えて顔だけでは作り切れない部分を
『笑声』と『姿勢』
で補います。

笑声は別のコンテンツで紹介していますので割愛しますが、
姿勢は

・顎を引きすぎない事
・身振り手振りをいつもより少し大きくアクションする事

この2つを使います。

これらは鏡の前や動画を撮影してトレーニングを繰り返す事で
身に着ける事ができます。
是非トレーニングしてみてはいかがでしょうか。

本当の笑顔は心から

どんなに『目・声・姿勢』を駆使しても、本当の笑顔を作るのはとても難しいです。

≪目は心の窓≫

などの言葉があるように、
心から笑わない事には本当の笑顔は作れません。
まずは心から笑顔になれるように、日々のマインドをセットしてみてください。

接客もそうですが、
就職面接でもきっとマスクを着用しながら行わなければならない場面も出てきます。

是非良いマインドで挑んでいただければと思います!