みなさんこんにちは
ライターのSHIORIです。

前回の日頃からできるトレーニング実践されてみたでしょうか？
日々の生活の中に取り入れられる簡単なことばかりなので、
ぜひ実践してみてくださいね！

今回は「乗った飛行機に忘れ物しちゃった、どうしよ～汗」というときの対処法と
実際の空港スタッフはどんなお仕事をしているのかについてお話ししていきますね。

～ライター紹介～
名前：SHIORI
中学の頃からGSを目指し、大学卒業後に大手航空会社のグループ企業に就職。

４年間のGS経験を経て現在はIT業界の人事に転身。
他業界で採用人事をやっていますが、今も航空業界のことは大好き！
かけがえのない航空業界での経験と、採用人事の経験を還元できる記事を書いていきます！

みなさんも経験があると思います。

飛行機にお土産忘れちゃったとか
読んでた本を座席前に入れたままにしてきちゃったとか
片方の手袋を落としてきたとか・・・
（なぜか手袋は片方だけのことが多々ありますよね笑）

心配しなくても大丈夫です！

到着した飛行機の中をきちんと清掃して、見つかったお忘れ物は遺失物として登録されてます。


①飛行機を降りてすぐ気づいた時
キャビンアテンダントの方、もしくは到着担当・折り返し便の出発担当をするグランドスタッフの方に声をかけてださい。
一度飛行機を降りたお客様は再度飛行機の中に入ることができないからです。
代わりにスタッフの方が探してくれますよ。


②到着ロビーで気づいたとき
到着ロビーにいるグランドスタッフに声をかけください。
その時に情報をきちんと教えて上げるととってもグランドスタッフの方は助かります。

・どこからの便に乗っていたのか（例）羽田からの飛行機です
・何便にのってきたのか（例）500便です
・どこの席に座っていたのか（例）21Cの席です
・何を忘れてきたのか（例）座席前のポケットに本を忘れてきました

見つかったらグランドスタッフの方がお客様の所まで届けてくれます。



③空港を離れてから気づいたとき
利用した航空会社の遺失物問い合わせ窓口に電話をしてみましょう。
その時も上に記載した4つのことをお伝えしましょう！
数日経過している場合は「何日に乗ったのか」をお伝えすると捜索がしやすくなります。
見つかったらお客様のご都合に合わせて、空港でまたは郵送にてお引渡しをします。



では、みなさんが忘れ物しちゃったどうしよ、となっているときに、
グランドスタッフはどんなお仕事をしているのかご紹介しますね。

実際にグランドスタッフの方は下記のような流れでお仕事をしています。


【遺失物の登録まで】
到着した飛行機の清掃中に遺失物が見つかることが多いです。
機内からお預かりした遺失物を到着便名、品物、どんな特徴かを細かく記載して登録します。

通称：LL(エルエル)と私たちは呼んでいます。（LL登録済みですか？とか使ってます)
大抵は折り返しの便を担当するゲート担当もしくは到着担当が登録してます。



【お客様の問い合わせからお引渡しまで（空港対応編）】
お客様から到着後すぐにお問合せをいただいた場合、グランドスタッフの方はいただいた情報をもとにLL登録一覧を確認します。

※LL登録にない場合・・・搭乗便の準備があるスタッフはすぐLL登録できないことがあるため、折り返し便のゲートに連絡をして遺失物がないか確認を行います。
お客様にご確認いただき、署名をいただいて引渡しをします。


【お客様の問い合わせからお引渡しまで（後日対応編）】
お客様からお電話にてお問合せをいただいた場合、問い合わせ担当のグランドスタッフはLL登録の一覧からお客様からいただいた情報をもとに検索。見つかった場合はお客様のご都合に合わせて、空港でのお渡しまたは郵送でのお引渡しを行います。

※LL登録一覧にない場合・・・その日の便のその後の行方を確認して、到着空港のLL登録も確認をします。まれに見つけられず折り返しの便で一緒に飛んでいってしまい、他空港で発見されることもあるためです。



遺失物の保管には各航空会社によって一定の保管期間を設けています。
気づいた時には早めに問い合わせてみてくださいね。

今日も最後までお付き合いありがとうございます！

グランドスタッフのお仕事の中であまり表には出ないお仕事だと思いますが、
少しイメージができたでしょうか。

そんな記事になってたら嬉しいです。

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