『第8回成田ビジネス講座』開催レポート

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『第8回成田ビジネス講座』開催レポート

マイターミナルを運営する株式会社Flactが事務局を務め、
第8回成田ビジネス講座を開催いたしました!


コロナウィルスの影響下、会場のガイドラインに沿っての収容人数を制限しての運営となりましたが、
企画委員の皆様とご参加いただいた皆様のおかげもあり、盛会となりました!


★成田ビジネス講座の目的・趣旨★
・成田の基幹産業である航空業界の活性化
・地域と空港の発展に向けた相互連携強化の促進
・会社・組織の壁を超えた定期的な議論の場の提供
・業界横断的な研修会・相互研鑽による人材育成の強化
・多用なバックグランドの者同士が気軽に楽しく交流できる場の創出

<開催日時>
2022 年 5 月 18 日 (水)18:00~20:15

<場所>
成田スカイタウンホール

<講師>
・㈱グリーンポート・エージェンシー 椎名 芳行
・日本航空㈱  真行寺 誠
・全日本空輸㈱ 阿瀬 尚行

<オープニング・座談会>
萩原 勇作(㈱パシフィックプロジェクト)

<司会進行>
平山 秀樹(平山建設㈱)

<座談会>
岩澤 弘(成田国際空港㈱)

<テーマ>
NAA・JAL・ANA協働プロジェクトの実現に至るまで
~STAGE NARITA実現に秘められた裏話~

<参加者>
合計66名

<概要>
第8回成田ビジネス講座の概要は以下のとおり。

●「NAA・JAL・ANA協働プロジェクトの実現に至るまで~STAGE NARITA実現に秘められた裏話~」をテーマに、本年2月25日に開催されたプロジェクトについての講座が、STAGE NARITA実行委員長の平山建設(株)・平山社長による司会進行により開会。

●まずは、オープニング・基調講演として、STAGE NARITA総合プロデューサーの(株)パシフィックプロジェクトの萩原CEOが登壇。17社・44名に上るプロジェクトメンバーについて紹介し、史上初にチャレンジした今回のプロジェクトの主たる狙いを説明。

●ついで、本編の第1部では、(株)グリーンポート・エージェンシーの椎名次長(旅行企画室)、日本航空(株)の真行寺副支店長、全日本空輸(株)の阿瀬副支店長の3名が登壇し、それぞれが今回のプロジェクトへの関わり等について説明。

●(株)グリーンポート・エージェンシーの椎名次長からは、すべては、旅人、クライアント、地域、そして成田空港のために、「出発ギリギリまでプラスαを求めたとんでもない企画だった」という所感とともに、いかにメンバー間の規格外の連携により本プロジェクトが成し遂げられたかを説明。

●次いで、日本航空(株)の真行寺副支店長が登壇。「周遊チャーター便の舞台裏」について、乗務員の人選、飛行ルートの選定、機長スピーチの内容、機内食、機内ファッションショー、イレギュラー事態への対応等、「後世まで語り継がれるものに!」を目指して、いかにチャレンジを重ねたかについて説明があった。

●3社目に、全日本空輸(株)の阿瀬副支店長が登壇。「早くホノルルに飛びたい!By ラニ、カイ、ラー」・FLYING HONUをテーマに、機内においてコンファランスを開催するための環境設定、機内でのおもてなし・演出について、数々のご苦労された取り組み等の説明があった。

●第2部のパネルディスカッションでは、先の4名に加えて、成田国際空港(株)共生用地部門担当の岩澤取締役が登壇。同取締役からは、今回の規格外のプロジェクトの成功が、いかに成田空港を取り巻く環境に良い影響を与えたかについて談話を披露。

●パネルでの議論においては活発に話題が飛び交い、途中、(株)グリーンポート・エージェンシーの石川部長(経営企画部)も登壇し、議論に一段の深味を添えた。

●パネルディスカッションでは、今回の前例のない画期であったプロジェクトの意義、将来に及ぼすであろう影響等、多面的な角度から、来場者からの質問も織り交ぜながら、議論がつづいた。

以上、史上初プロジェクト・JAL周遊フライト&ANA機内特別カンファランスは、同プロジェクトがクラウドファンディング手法により成功裡に歴史を刻んだように、今回の講座は関係者の熱気に包まれた、充実した内容のものとなった。